徹底した飼養管理を通じて最高品質の和牛を生産しています。和牛の品質を左右するのは、血糖管理、飼養環境、栄養管理の4つの要素です。それぞれの要素について当牧場の取り組みをご紹介します。

厳格な血統管理

最高品質の和牛を育てるため、血統の厳選を徹底しています。優良な遺伝的特性を持つ種牛を選定し、計画的な交配を行うことで、肉質や体格の優れた和牛を育成しています。さらに、出生記録や成長データを詳細に管理し、最適な育種を実現しています。

快適な飼養環境の整備

牛がストレスなく健康に育つ環境を整えることが、肉質向上には不可欠です。当牧場では、広々とした牛舎や清潔な寝床を確保し、換気や温度管理を徹底。牛にとって快適な環境を維持することで、健康的な成長を促します。

バランスの取れた栄養管理

飼料は和牛の成長にとって重要な要素です。飼料の輸入・製造・販売を行う湯浅商事(株)のグループ企業の当社は成長段階に応じた最適な飼料設計を行います。穀物を中心とした高エネルギー飼料を適切に配合し霜降りの美しい肉質を生み出します。

万全の健康管理

和牛の健康状態を最適に保つため、定期的な健康診断やワクチン接種を実施。獣医師と密接に連携し、早期発見・早期治療の体制を整えています。また、ストレス管理にも配慮し、群れの状態を細かく観察しながら、必要に応じて個別のケアを行います。